美忘記

美しい物や風景、そう感じる心を忘れない為に。

風の果て

kaze.jpg
今クール、一番ハマってるドラマがNHK木曜時代劇「風の果て」
歴史物は好きなのですが、実は時代小説ってあまり読まないんですよ。
だけど藤沢周平はいいですねぇ。

そんな訳で文庫を購入。
同じ道場で青春時代を過ごした5人の運命を描く物語です。
こんなに面白いなら、ドラマ放映前に読めば良かったかも。

ところで、ドラマのテーマ曲「天に捧ぐ」なんですけど、
ケイコ・リーさんが歌われているんですよね。
最近セグレタのCMソングも歌われていたり、ジャズシーンだけでなく幅広く活躍されているのがファンとしても嬉しくて。

ただ、エンディングのテロップで「演奏 ケイコ・リー」とあり、てっきりピアノか何かで参加されているのかと思い聞いていたら、普通にヴォーカルとして歌っていました…。
あれはケイコさんの歌声が楽器って事???そんなバカな(苦笑)
と、毎回疑問に思う「風の果て」です。
来週の最終回がとても楽しみ♪

使命と魂のリミット

20061218170456
先日発売された東野圭吾最新作
使命と魂のリミット(新潮社)です。

いの一番に読みたくて買ってはあるものの、中々読む時間がありません(泣)

東野さんの作品は読み始めると止まらなくなるから、時間のある時でないと読む気がしないんですよね。
感想は後日追記します。

ルクの指南書


お鍋でフランス料理/文化出版社
1994年12月初版
ル・クルーゼを知るきっかけになった本がこれ。
今から12年前の出版物で、著者はフランス人のパトリス・ジュリアン氏。

当時、こんなにお洒落な料理本はほとんどなかったので、店頭で一目惚れし購入しました。
ちょうど本格的なイタリアンやビストロ風フレンチに目覚めた頃だったので、この本をバイブルにあれこれ作った記憶があります。

買った後にこの本の全てのレシピ(写真)に登場しているのが、「ル・クルーゼ」と言うフランスの伝統的な鍋だと知りました。
スープからアントレ・肉料理・魚料理・デザートに至るまで、全ての写真がル・クルーゼの鍋を使用しているので、ルクマニアにはたまらない一冊かもしれませんね。

「このお鍋を使えばこんなにお洒落なビストロ風メニューが簡単に出来ちゃうんだ!」
当時そう張り切って買いに行ったものの、あまりに高価な事に驚愕し、更にずしりとした重さを前に幾度手ぶらで帰った事か(苦笑)

そんな12年来の憧れだったル・クルーゼの新色チェスナッツを、週末買いに行くにあたりこの本をひっぱり出してみました。
今読み返しても新鮮だし、どのレシピも本来のフレンチらしく野菜をたっぷり使っているので参考になります。

と。
こう書いたからには(今年こそは)絶対に買います。
どんなに重たくても絶対にね!

名もなき毒

20060925191525
名もなき毒/宮部みゆき(幻冬舎)

3年前に発刊された「誰か(実業之日本社)」の続編
前作同様今多コンツェルンの広報室に勤め、今多会長の娘婿でもある杉村三郎を主人公にした現代長編ミステリー。

首都圏で起きた連続無差別毒殺事件(社会問題)と、広報室を解雇されたアルバイト女性が起こすトラブル(身近な問題)。
一見何の共通項もなさそうな二つの事件が「お人よし杉村」が関わる事により、徐々にその根底にある共通点「怒り」の存在が明らかになっていく。

目に見える毒、見えない毒、そして心を蝕む名もなき毒
「怒り」の矛先によっては身近な存在になり得る恐怖心を抱かせながらも、最後はホロリとさせちゃうところが宮部みゆきはホントに上手。

前作で杉村三郎と言う浮世離れしたキャラクターが割と好きだった事もあり、楽しく読める事を期待していたのですが、意外にも「毒」と言うテーマが深く読み応えがありました。

ラストは杉村の今後が気になる終わり方に。ぜひ次回作もシリーズでお願いしたいですね。

夏草の賦

20060826221819
暑さも一段落したのでしょうか。
数日前から虫の音も聴こえるようになりましたね。

さて、先日書いた「赤い指@東野圭吾」から、なんとなく「坂の上の雲@司馬遼太郎」に戻れなくて(^_^;)次に読んでみたのがこれ。

夏草の賦/司馬遼太郎(文春文庫)です。
夏だから(タイトルで選んだ)と言う訳ではないのですが、私はやっぱりここらへんの時代が好きみたい。

ストーリーは戦国時代。
織田信長の台頭と時を同じく、当時鬼国と呼ばれた土佐で天下を治める野望を抱いた長曽我部元親が主人公。

馴染みの少ない長曽我部氏ですが、戦国の表舞台を四国と言う遠国からの視点で描くところが面白いですね。司馬さんの文章の読みやすさと上下巻の気軽さからあっと言う間に読んじゃいました。
四国の歴史もなかなか興味深いものがあります。

次は宮部の新刊「名もなき毒」を読もうかな。

赤い指


赤い指/東野圭吾(講談社)

7/25に発売された東野圭吾著、直木賞受賞後の第一作。
坂の上の雲/司馬遼太郎を読んでいる途中でしたが、待ちきれず先に読んでしまいました。

認知症の親の介護、少年犯罪、日本が抱える社会問題を、家族を中心に描いた書き下ろし中編ミステリー。
リアリティーある家庭内の描写やそれぞれの「親と子」の形には、人の心の醜さもあり決して美しいとは言えません。だからこそ現実味があり、ふと自分やその周囲を振り返ってしまいたくなる。単なるミステリーだけでなくとても考えさせられます。テーマの重い作品は嫌いじゃありません。

しかしながらその重さの割りにすらすらと読めてしまい、1日で読み終えそうな所をぐっと我慢し2日に分けました(苦笑)
東野さんってホント読みやすいですね。でも版元は長編と謳っていますが、これは中編ではないでしょうか?その点で若干物足りなさを感じると言うか、もっと読みたい!と思わせます。そのくらい読みやすく、あっと言う間に読めてしまうって事かな。
最後もジンときて良かったです。

容疑者X〜で東野デビューした私としては、同僚が薦める「秘密」や、加賀刑事が登場する加賀シリーズ「卒業」や「眠りの森」も読んでみたいですね。

もし僕らのことばがウィスキーであったなら


アイラ系シングルモルトを飲むたびに、アイラ島へと想いは馳せるのですが、近い将来それが叶う事は、まずないでしょう。

そんな私を見て夫が本棚から出してきたのが、村上春樹のエッセイ
もし僕らのことばがウィスキーであったなら(新潮文庫)

シングルモルト好きな春樹氏が、夫人を伴って訪れたアイルランド&スコットランド紀行文で、シングルモルト好きには納得のタイトル。だって、美味しいお酒を飲むとなんにも言葉が出てこなくて、ただただ頷きながら飲むしか出来なくなってしまうから。

著書で春樹氏は「人生とはかくも単純なこと」と書かれていますが、そんな単純な至福の時を夫人と共に楽しめるなんて。心底羨ましいと思いつつ、いつか私もそんな旅がしてみたいですね。

更に夫人が撮影されたアイルランドの美しい風景や町並みの写真も多々掲載されているので、かの地に想いを馳せるにはうってつけの一冊なのです。
(よって、これを片手にボウモアを飲むのです)

ちなみに表紙に写っている犬の名前は「ギネス」。
ビール好きな私はもちろんギネスも大好き。以前アイルランド人と結婚した知人が「ギネスの工場で飲むギネスは、信じられないくらい美味しいよ〜!」と絶賛していたので、やはりアイルランドには何としてでも行かなくてはなりません。問題は飛行機嫌いをどう克服するかにかかっています(苦笑)

Top|Next »

HOME

あおり

  • Author:あおり
  • ***[最近のひと言]***
    現在4ヵ月の育児中。新聞で知ったおむつなし育児にチャレンジ中です。毎回ではありませんが、トイレで出来るようになりました!コメントは→こちらへ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ